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【2級土木施工管理技士】経験記述の作成ポイント

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現場経験が少ないから経験記述が書けない…。

Yuuki
Yuuki

現場経験が少なくても書くためのポイントをおさえておけば大丈夫!

2級土木と言えば第2次検定の経験記述が必須問題となります。

避けては通れないので必ず作成しなくてはいけません。

こんな方におススメ!
  • 作文の書き方が分からない
  • どんな現場を書けばいいか思い浮かばない
  • 作文を書くときのコツを知りたい
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過去の工事を思い出してみる

経験記述を書くにあたっては今まで自分で経験してきた工事を思い出してそれを元に、【課題】・

【検討】・【処置】といったことを記述していかなければいけません。

今まで経験してきた工事はたくさんはないかもしれませんが、その中でも記憶に残っている工事はいくつかあると思います。

例えば、

  • 入社して1番最初に行った現場
  • 自分が1番苦労した現場
  • 上司がらも褒められ評価が良かった現場

上記のような現場は印象に強いので思い出してきませんか?

それでもなかなか思い出せない時は、上司や同僚と過去の現場について話てみると自分では思い出せなかったことが会話の途中で出てくることもあるでしょう。

率先してコミュニケーションを取ることで、勉強に繋がることもあります。

他にも自分の携わった工事の図面や、工事写真なんかも見てみると過去の現場の状況がイメージできてより鮮明に思い出せるのでおススメです!

トラブルがあった現場なら覚えているけど、トラブったところはダメだよねぇ…。

必ずしもトラブルがあった現場を書いちゃダメなんて事はありません。

現場ではトラブルはつきものですからね!

逆にトラブルをいかに現場で工夫したか、どのような措置をしたかを考えてみましょう!

参考書を買ってイメージを作る

まず作文を書こうと思ってもどんな風に書くのか想像すらつきませんよね?

私も最初はそうでした…。

イメージも無いまま作文を作成するのは非常に困難です。

そんな時は参考書を読んでイメージを沸かせましょう。

ちなみに私はこの参考書で作文のイメージを作りました。


学科試験と実地試験の両方載っている参考書もありますが、実地試験だけの参考書の方が経験記述の例題も数多く載っているのでイメージが付きやすいです。

他にも実地試験だけに特化した参考書は多数ありますので、本屋さんで自分に合う参考書を選んでみてもいいでしょう。

ただし、参考書の丸写しだはやめましょう。

採点官も市場に出ている参考書のチェックはしているはずです。

参考書の例文を少し抜き取り自分の経験した現場と組み合わせるのは有効です。

私がおススメする参考書

会社の上司に添削を頼む

経験記述が完成したら上司に見せてみると良いでしょう!

できれば2級土木以上の資格を持っている上司であれば試験の経験しているのでより的確なアドバイスがもらえることでしょう。

自分でがむしゃらに書いていると、内容がおかしかったり誤字脱字があったりと意外と気付かないものです。

試験当日で内容がおかしいことに気付いて文章を訂正していては時間内に終わらないなんてこともありえます。

誤字脱字があっても減点の対象になりますので一度、誰かの目を通すことをおススメします。

現場状況がわかるよう具体的に

経験記述ではもっとも大切な要素です。

「どのような工事をする現場で、どんな状況なのか?」

「その状況にたいしてどのような対策をしたか?」

的確に書く必要があります。

例えば

本工事は道路を掘削する工事で作業時の安全の確保が特に重要な課題と考えた。

上記のような文章ではどんな工事で道路掘削をするのかなんで特に安全の確保が必要なのかが分かりませんよね…。

より現場状況を分かりやすく書くと

本工事は市道〇〇号線に配水管を布設する工事である。

現場周辺には小学校や商業施設が多く歩行者や一般車両の通行の安全の確保や、狭い場所での掘削もある為、作業時の安全の確保が特に重要な課題と考えた。

上記のようにより現場状況が分かるように書いてあげると採点官もイメージが付きやすいです。

箇条書きがオススメ!

経験記述の書き方は箇条書きがいいのかそうじゃない方がいいのか迷うなぁ…。

このように悩む方も多いのでは無いでしょうか?

私がおススメするのは箇条書きです。

理由は課題内容と課題に対応した処置が明確に分かるからです。

文章力にけている方は箇条書きじゃなくても分かりやすい文章になりますが、自信のない方は箇条書きにしておきましょう!

書き初めに番号を付けるとよりわかりやすくなるので採点官も読みやすいです。

詳しい作文の内容はこちらの記事で紹介しています⏬

私も実際に、「1級土木」・「2級土木」を受験した時はどちらとも箇条書きで提出しました。

結果はどちらとも「合格」

私には箇条書きが合っていたのかもしれませんね。

試験の10日前が勝負

いよいよ試験の10日前となった時が勝負どころです!

ここから経験記述を毎日書くことをおススメします。

経験記述は勉強を開始した最初に作文内容を考えましょう。

理由は、作文内容を考えるときは時間的に余裕がある方がじっくり考えられるからです。

試験日が残りわずかな段階で考えてもいい文章がかけるでしょうか?

無理して1日で書こうとせず2.3日考えてもいいと思います。

その中で作文もいいものへと仕上がっていくでしょう!

そして、試験の10日前になったところで覚える。

理由は、時間を有効活用するためです。

作文を一つ書くだけでも工事概要から書くと結構な時間が取られるし、最初の段階で覚えても数日経つと結構忘れています。

そのため試験の10日前までは学科の勉強や実地の穴埋め問題の勉強に時間をかけるようにし、残りの10日で頭に入れたほうが時間を有効利用できます。

まとめ

第2次検定の決め手はやはり経験記述ですがそんな難しく考えることはありません。

大事なのは自分が実際に経験した現場であること、その現場でどのような工夫や措置を取ったか。

自分の言葉で簡潔に書けば何ら問題ありません!

日々の仕事が忙しい中、試験勉強は大変ですが、当ブログを少しでも参考にしていただければと思います。

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