これから2級土木の申込みをしたいんだけど手順がイマイチわからないなぁ…。
難しい事はありません!
試験までのやり方を紹介します!
いざ資格を受験しようと思っていてもどんな手順で申込めばいいか分からない。
そんな方は多いと思います。
申込みにも種類があり、人によって申込み方法が違ってきます。
申込みには年齢制限や経験年数によって申込み方法が異なります。
今自分がどこの位置にいるか分かっていないと申込みはできません。
今回の内容はそんな申込みまでの「分からない」を解消できるような内容となっていますので是非参考にしてください。
この記事を読んでいただけたら以下のような事が分かります。
- 受験申込み用紙の種類
- 申込み用紙の入手方法及び受付期間
- 試験日及び合格発表日
- 試験地について
- 受験手数料について
受験申込み用紙の種類は?
【第1次検定(前期)】
【第1次検定・第2次検定】
【第1次検定(後期)】
【第2次検定】
上記の4種類があります。
なぜ4種類もの申込み用紙があるのでしょうか?
それは誰もが2級土木施工管理技士を受けられると言うことではなく、必ず受ける際にはある一定の基準があるからです。
ある一定の基準を満たしていないと受験が出来ません。
それを「受験資格」と言います。
受検資格とは?
第1次検定(前期)(後期)
第1次検定を受検するには今現在の年齢が17歳以上でなければいけません。
※年齢が17歳以上とは、誕生日が平成16年4月1日までの方が該当することとなります。
高校在学中に受検できることは卒業後の就職活動でも多いに役に立ちます。
そして法改正により令和3年度から第1次検定を合格すると「2級土木施工管理技士補」が取得できるようになりました。
「技士補」については詳しくはこちらで解説しています。
ただ注意したいのがその年に合格したとしても次の年に「第2次検定」は受検できません。
2級土木の第1次検定合格者は合格後3年の実務経験が必要です。
必要な実務経験年数を確認の上、申込みしましょう!
第1次検定・第2次検定
実務経験がある方は1回で「2級土木施工管理技士」が取得できる
【1次検定・2次検定】の受験をオススメします!
第1次検定(後期)
第1次検定(前期)で受験できなかった方は第1次検定(後期)を受験することができます。
また、仕事が忙しく1年間で1つの受験を望んでいる方は(後期)に照準を合わしてもいいでしょう!
第2次検定
- すでに「2級土木施工管理技士補」を取得し必要な実務経験等が経過して受験資格がある方
私は頃は年に1回の(学科・実地)試験だったので学科と実地の勉強の両立が厳しかったですが、第1次検定を合格すると「2級土木施工管理技士補」が取得できるので第2次検定を取得するモチベーションアップが期待できますね!
「何回も試験を受けるのはめんどくさい」と思う方は効率よく勉強をして1回での合格(第1次検定・第2次検定)を目指してください!
申込み用紙の販売はいつから?
▪️ 2級土木「第1次検定(前期)、第1次検定(後期)」
令和6年度より「第1次検定のみ」についてはインターネットでの申込みになりました。
※令和3年度からインターネットでの申込が可能となりました。詳しくは下記で説明しています。
▪️2級土木「第1次検定・第2次検定、第2次検定」
インターネット等からの郵送販売:令和6年6月17日(月)〜令和6年7月9日(火)
対面による窓口販売:令和6年6月17日(月)〜令和6年7月17日(水)
申込み用紙は1部各、1000円(税込)で販売しています。
上記の時期から販売が開始されます。
販売期間は1ヶ月程度と長いですが早めに入手しておいた方が良いでしょう!
この後にも説明していますが受付期間は2週間程度と短めなのでうかうかしてるとあっという間に過ぎてしまいます。
申し込み方法について
令和3年度からインターネットでの申込が可能となりました!
ただし、誰しもがインターネットでの申込ができる訳では無いので確認が必要になります。
第1次検定のみの申込方法
上記でも説明した通り、令和6年度より「初めて受検する方」も「再度受検する方」も第1次検定のみの受検の方はインターネットのみの申込だけとなります。
申込の際に必要な住民票コード(11桁)を忘れずに用意しましょう。
お近くの公民館等で取得できます。
第1次検定・第2次検定の申込方法
第2次検定のみの申込方法
申込用紙の購入方法について
全国建設研修センターにてネット請求をする
各地域づくり協会等の窓口での購入
▪️全国建設研修センターにてネット請求をする
販売開始日より全国建設研修センターにて請求できます。
▪️各地域づくり協会等の窓口・郵送にて購入
こちらにて最寄りの地域づくり協会をお調べください。
郵送不可の所もあるので確認が必要です。
受験申込み受付期間は?
▪️2級土木「第1次検定(前期)」は
インターネット申込:令和6年3月6日(水)〜令和6年3月21日(木) 時間23:59まで
▪️2級土木「第1次検定・第2次検定・第1次検定(後期)、第2次検定」は
インターネット申込:令和6年7月3日(水)〜令和6年7月17日(水) 時間23:59まで
書面申込:令和6年7月3日(水)〜令和6年7月17日(水)
受験申込み受付期間は上記の通りです。
受験申込み受付期間は2週間程度と極めて短めです。
私も最初は申込み用紙なんて「すぐ終わるだろう。」と思っていました。
いざ書き始めると結構めんどくさい…。
実務経験を記入するのは「2次検定」を受検する方のみが記入しますので実地試験を受験する方は早めに書き始めるようにしましょう!
受付期間は2週間程度と極めて短いので忘れないようにカレンダーや携帯にメモをしておくと良いでしょう!
試験日・合格発表日はいつ?
▪️2級土木「第1次検定(前期)」の試験日は
毎年6月の第一日曜日。
合格発表日はその約1ヶ月後
▪️2級土木「第1次検定・第2次検定・第1次検定(後期)、第2次検定」の試験日は
毎年10月下旬の日曜日
第1次検定(後期)の合格発表日は翌年の1月中旬
「第1次検定・第2次検定」・「第2次検定」の合格発表日は翌年の2月上旬
上記が試験日及び合格発表日です。
何回も受験会場に行きたくない方は「第1次検定・第2次検定」にチャレンジ!
着実にいきたい方は「第1次検定(前期)」から受験したほうがいいでしょう!
個人的には、令和3年度からこのようなありがたい制度になったので「第1次検定(前期)」からの受験をおススメします!
試験場所はどこ?
- 2級土木「第1次検定(前期)」
- 札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・那覇(計10地区)
- 札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・那覇(計10地区)
- 2級土木「第1次検定・第2次検定」
- 札幌・釧路・青森・仙台・秋田・東京・新潟・富山・静岡・名古屋・大阪・松江・岡山・高松・高知・福岡・鹿児島・那覇(計19地区)
- 札幌・釧路・青森・仙台・秋田・東京・新潟・富山・静岡・名古屋・大阪・松江・岡山・高松・高知・福岡・鹿児島・那覇(計19地区)
- 2級土木「第1次検定(後期)」
- (上記19地区)+熊本
上記が試験地になりますが、具体的な試験会場が知りたいところだと思います。
ですが明確な試験会場はどこにも公表はされていません。
具体的な試験会場は約2週間前に送られてくる受験票に記載されているのでそこからの確認になります。
一般的にはどこかの大学で開催されています。
私は茨城県出身なので試験地は東京にしました。
私の時は青山学院の「青山キャンパス」だったと思います。
受験手数料はいくら?
- 「第1次検定・第2次検定」10,500円
- 「第1次検定のみ・第2次検定のみ」5,250円
上記が受験手数料です。
支払い方法は願書と一緒に同封してある振替払込用紙を郵便局窓口に持って行きその場で受験手数料を支払います。
振替払込受付証明書(原本)を願書のB票に貼付け申込み用紙と同封し郵送してください。
まとめ
いかがでしたか?
受験の申込みと言っても受験までの工程が結構あって慣れていないと苦労します。
私も最初の受験の時は、願書を書き終えるまでに2.3日かかりましたからねぇ…
申込みをするにあたって注意すべきこと、それは実務経験
実地試験に関しては実務経験がないと受検したくてもできません。
今現在、実務経験がどのぐらいでどこの現場で経験したかを調べる必要があります。
これが1番めんどうです。
受験勉強を始める前の最初の難関と言ってもいいでしょう。
日々のお忙しい中、試験勉強は大変ですが、当ブログを少しでも参考にして頂ければと思います。
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