最近では黒板いらずの電子小黒板を使っている人もいるみたいだけど実際どうなんだろう?
実際に使用した経験から電子小黒板のメリット・デメリットを紹介します!
最近では電子小黒板を使っての工事写真を使っている業者さんも増えてきています。
それでもまだ使っていない方は多いです。
そんな方は何かしらの抵抗を感じていることでしょう。
例えば、
「デジタル関係は苦手なんだよなぁ」
「逆に面倒になるだけじゃ」
なんて思われている方も少なくはありません。
仕事をしながら新しい物を取り入れると本来やなくてはいけない仕事が進まなくなるのが怖いんです…。
それでまた従来のカメラと黒板に戻ってしまう…。
私も使い始めはそんなマイナスイメージを持っていました…。
それでも興味はあったので思い切って購入することにしました。
購入したのは良いものの使い方が分からず半年間放置。
そんな状態から最近また使い始め、少しずつなれてきている状態ですw
そんなまだ電子小黒板初心者の私がこれから使いたい人のために使ってみた感想を含めて「良い所」や「悪い所」も紹介していきます。
電子小黒板とは?
まずは電子小黒板とは一体どんなものなのか?
簡単に言うと、現場で使っていた手持ちの黒板を電子化したもの。
建設業では欠かせないのが現場での工事写真ですよね…。
現場監督の仕事の1つでもある大切な仕事です。
他にも、「安全管理」・「施工図の作成」・「工程の打ち合わせ」・「現場の段取り」と他にもやらなくてはいけ無い仕事が山のようにありますよね…。
そんな多忙な現場監督の仕事を少しでも手助けしてくれるのが、この「電子小黒板」でもあります。
現場監督員の負担を少しでも軽減して、現場効率の向上のためと言っても良いですね!
電子黒板のメリット
電子小黒板には、現場監督の仕事を簡略化させることはもちろんのこと、実際に使ってみたメリットを紹介します。
書く手間がいらない
写真を撮る度に書くのは面倒ですよねぇ…。
従来の黒板では工事写真を撮影の前に毎回「しゃがんで黒板を書く」なんてことをしていませんでしたか?
その作業だけでも1日にスクワットを何回もしている状態なので、かなりの体力が消耗されますww
また現場では、職人さんを待たせない為に、早く写真を取らなくてはいけないことが多いですよね…。
そんな状態で慌てて文字を書くと「何を書いているんだか分からない」なんてこともしばしば…。
電子黒板では、前もって黒板を作成しておけるため現場で書く手間が省けます。
そのため、急いで書く必要もなく、職人さんを待たせることもなくなり現場効率が良くなります。
カメラ・黒板を持ち運ばなくて済む
見た目では分かりにくいですが写真撮りも結構な重労働ですからねぇ…。
カメラと黒板が要らなくなることでが肉体的にかなりの負担がなくなります。
今までは工種ごとに黒板を使い分けていたり、何枚もの黒板を使わないと間に合わ無い時があったかと思います。
作業場所が移動になったら持ち運びをしたり、黒板やカメラを忘れて取りに戻ったりと…。
写真管理をしているだけと言っても運動量は相当なものになります。
また、その間の時間は現場が止まってしまうので、職人の方にも迷惑が掛かってしまいます…。
その点を考えるとカメラと黒板が1つになったことで現場を止める事なく、職人の方に迷惑をかける事も無くなるでしょう!
逆光が気にならなくなる
朝方や、夕方は日差しが邪魔をしてくるんですよねぇ…。
工事写真を撮っているとき黒板が反射して真っ白になった経験はないですか?
どの角度から撮っても黒板が反射すると「イライラ」してきますよね…。
私のこのような経験は何度もしていますww
最終的には「もうしょうがないからこれでいいや」と、なった事もありますww
その悩みは電子小黒板を使ったところその悩みは解消されました!
画面自体に黒板が表示されるため、どんな強い日差しでも黒板自体はハッキリと写し出されます。
逆光が気にならなくなることで無駄なこともしなくて済みます。
例えば、
- 黒板に影を作ってもらう作業
- 黒板を置く場所を考える
- 黒板を誰かに持ってもらう
上のことをが無くなるだけで現場を止めずに済むでしょう!
現場は流れが重要!
職人さんの手を止める時間はなるべく少なくする方がいいですね!
作業員を削減できる
状況写真を撮りたいんだけど黒板が入らないんだよなぁ…。
皆んなそれどころじゃなさそうだし…。
そんな経験はないですか?
現場ではどうしても誰かに黒板を持ってもらわないと撮影できない場所が存在します。
例えば、
- どうしても黒板が置けない場所
- 被写体が高い場所にある
- 被写体全体を写したいとき
上記の場合にはどうしても誰かに持ってもらう必要があります。
そんな時に、職人の手を止めてでも黒板を持ってもらうのは心苦しかったりしますよね。
電子小黒板であれば画面上で自由に黒板の配置を決めることができ、何より人の手を借りずに済むことのメリットが大きい
一人で写真が撮れるようになれば現場の流れを止める事なく作業を続けられるので効率アップが期待できます。
電子黒板のデメリット
これまでは電子小黒板の「メリット」を紹介してきました。
メリットは分かったけどデメリットはないの!?
私が実際に使って分かったちょっと苦労した経験を紹介します。
スマホで撮ると文字が小さい
現代では誰でもスマートフォンを持っている時代です。
そんなスマホにアプリを入れるだけでも簡単に電子小黒板を使って工事写真が撮れてしまいます。
ただし少し難点があり、手持ちのスマホ画面では小さく、あまりよく見えなかったりします。
最低限、画面サイズが6インチぐらいは欲しいところでね。
ベストなサイズはダブレット端末ぐらいの大きさがいいです!
9〜10インチあれば操作がし易くタッチミスも少なくて済みます。
現場での黒板作成がめんどう
従来の黒板ではチョークがあればそのまま直ぐに文字を書くことができましたよね。
電子小黒板では文字を書く作業から文字を打つ作業へと変わるため現場で黒板を作成することが非常にめんどうな作業になってきます。
基本的には現場で文字を打つことはしないで作っておいた黒板を使用することが一般的な使い方になります。
土木工事のような現場によって思わぬ写真を撮らなくてはいけない場面では一苦労。
そんな掘削してみないと分からない工事に関しては手書きの黒板も併用しても良いでしょう!
慣れない内は操作が大変
使い始めは慣れないため、使いにくさを感じるでしょう。
最初はなんだってそうですが分からないことが続くとくじけしまいがちです。
そしてまた従来のやり方に戻ってしまうなんて言うことも…。
私も初めはそうでした。
やはり最初は苦労します。
そんな電子小黒板にも色々種類があり、サポートが充実しているアプリもあります。
iPhoneでも使える無料アプリ⏬
アプリ名 | インストール数 | おすすめ度 | 内容 | ダウンロード |
蔵衞門工事黒板 | 75,000件〜 | ★★★★★ | 黒板のレイアウトも豊富にあるアプリ。 黒板に手書き図面を挿入でき写真の出来栄えが良くなります。 | ダウンロード |
電子小黒板PhotoManager | 50,000件〜 | ★★★★ | 現場で撮影された写真は、その場でクラウド連携機能を利用し「PhotoManager」に取り込むことができます。 | ダウンロード |
工事写真 | 50,000件〜 | ★★★ | アプリ起動から写真撮影までの時間が短くて済むのがメリット。 | ダウンロード |
使い始めはやはりつまづくことが多いのでサポートがついているものにしたほうがいいでしょう!
私も愛用している蔵衛門PadDXはおすすめです⏬
iPhoneやiPadよりも反応が早く黒板を探す検索機能が付いているので現場での待ち時間がなくなります。
分からない事があれば何回でも電話して自分が納得するまで説明をしてくれるので安心して使用する事ができるでしょう。
まとめ
これから益々需要が高まってきそうな電子小黒板。
もう従来のようなデジカメと黒板が使わない時代が来るのかもしれません。
最初は従来のやり方の方がラクですが慣れてくればストレス無く使いこなせるでしょう!
またソフト自体も日々進化をし続けるので使いやすさもアップすると思います。
時代が電子小黒板になってからではもう遅い。
早めからの対策をしておきましょう!
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