2級土木

土木施工管理技士の「経験記述」これで受かる!

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今回は、多くの受験者が頭を抱える「土木施工管理技士の経験記述」について。


特に、私が経験した18年経験した分野、水道工事の現場経験をどう活かすか?


これをテーマに、“合格を引き寄せる書き方”を伝授します!

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◆なぜ「経験記述」が重要なのか?

経験記述は、試験官にとってあなたが現場でどんな管理をしてきたかを見抜く唯一の材料
つまり「この人に現場を任せられるか?」を判断するパートです。

第2次試験での経験記述の配点は4割を締めるとも言われています。

第2次試験でもっとも差がつく部分なので、ここを甘く見ると本当に落ちます。

◆「安全管理」で現場の印象を変える!

「安全管理」とは工事を安全に完成させるためにどのような対策をしたか?

ざっくり言うとこんな感じです。

そもそも工事とは常に危険と隣り合わせ

我々建設業者は危険地帯で仕事をしているようなもの…

いざ、現場に行くと危険はたくさん見つかるはずです。

現場で1つ危険なポイントを見つけ対策を考えてみましょう!

例えば👇

  1. 掘削時における堀山の崩落

     →所定の深さ掘削後、速やかに軽量鋼矢板(W=300mm,L=2000mm)を隙間なく設置し堀山の崩落を防止する対策を行なった。
  1. 掘削坑への落下

     →掘削坑周辺は単管パイプ等で保安柵を設け、周囲に歩行者用通路を設置し通路入り口には常時誘導員を配置させ安全に誘導した。
  1. 重機との接触事故
     →重機旋回周囲にカラーコーン及び立入禁止ラインを表示し旋回時による接触事故を防止する対策をした。

この取り組みで、無事故、無災害で工事を完成できた。

◆「工程管理」で信頼を勝ち取る方法

「工程管理」とは、現場を決めれれた工期内に完成させるためにどのような作業順序で工事を進めるかを事前に予定を立てること。

まぁ、ざっくりこんな感じです。

工事には必ずと言って良いほど決められた工事期間があります。

それを「工期」と呼びます。

その工期を守るために現場担当者は様々な施工の進め方を考えなければいけません。

その工程は利益率とも直結するため、施工管理の中でも最も重要な管理だと思っています。

現場は常に流動的なので一度決めた工程通りに進めなくてはいけないなんて事もありません。

日々の工程の見直しが最も重要でそれがうまく行った時は達成感は次の仕事へのモチベーションにもなります!

例えば👇

  1. 商業施設が多く作業範囲が拘束

→現場着工前に、商業施設との作業工程の打合せを行い、工事規制をの緩和を交渉した。

  1. 飲食店の出入口での掘削作業

→出入口に誘導員を常時配置させ、歩行者及び車両の出入りには鉄板にて掘削坑を塞ぎ1日の作業範囲を確保した。

  1. 商業施設多い現場断水による工程調整

→各飲食店との断水日の打合せを行い断水日に合わせた作業工程表を作成し各店舗に配布した。

◆「品質管理」で一段上を目指す!

品質管理で重要なのは「記録と裏付け」。
ただ「やった」ではなく、「どう確認したか」を書くこと。

例えば👇

  1. 水圧試験で作業工程

→水圧試験はチェックリスト+作業工程を動で記録する

  1. 継手管理方法の証明

→継手部のトルク確認は現場写真にデータ付きで添付

  1. 締固めの品質確保

→埋戻し材の含水比を毎日測定

  1. 本復旧での品質確保

→合材の到着温度及び敷均し温度管理を1台毎に測定し写真にて記録

こうした「証拠の積み重ね」が、技士としての信頼性を高めるんです。

◆経験記述を書くときの3つのコツ

  1. 数字で語れ!(例:「〇日短縮」「〇件のクレーム対応」「コーン指数1200以上の確保」)
  2. “自分がどう考え、どう動いたか”を書く
  3. 最後に成果を書く!(「無事故完了」「品質基準クリア」など)

この3つを守るだけで、あなたの経験記述は格段にレベルアップします。

◆まとめ

土木施工管理技士の経験記述は、「作文」ではなく「現場の証言」です。
あなたの経験には、数字よりも重い“現場の説得力”があります。

「書けない」ではなく、「伝えきれていない」だけ。
現場の汗と知恵を、言葉に変えて伝えましょう。

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