令和3年度から第1次検定と名称が変わったけど何が変わったんだろう?
第1次検定になった事で様々なメリットがありますよ!
今回は令和3年度から改正された「新・担い手三法」によって試験内容に変化がありました。
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どこが変わったのか簡単に説明します。
高校生でも受検ができる?
改正によって大きく変わった印象なのは、受検年齢が大きく下がったことですね!
17歳以上(受検年度末時点)での受検が可能となりました。
高校在学中に受検ができることになります。
学年で言うと高校2年生ですね!
私たちの頃は、高校在学中に資格取得ということは考えもしていませんでしたから、新制度によって若手技術者が多く建設業界に入ってきることに期待しています!
試験内容が変わった?
試験内容も若干の変更がありました。
下の表が以前までの学科の試験内容です。
そして、下が今回変更となった試験内容です。
大きく変わった事はありませんが、必須問題に「施工管理(基礎的な能力)」が加わったぐらいですね。
私も試しに令和3年度の第1次検定を解いてみましたが、特にひねったような問題はなかった印象です。
以前の過去問を参考に勉強をしても十分対応できるでしょう!
問題用紙にふりがなが付いた?
今回受験した方は気付いたと思いますが、試験問題に「ふりがな」が付いています!
詳しく調べてみたら去年から「ふりがな」が付けられているみたいです。
私が最後に施工管理技士を受験したのは平成30年と結構前ですがその頃は「ふりがな」はありませんでした。
問題を解いていても分からない漢字が結構あるんですよね…。
私は自分なりの読み方で読んでましたけど(笑)
「ふりがな」が付いているのといないのでは問題を解くスピードが変わってきますので時間に余裕が出来てきます。
これは受検者にとってはかなりありがたいですね!
第1次検定が合格すると資格がもらえる?
以前までは「学科試験」・「実地試験」の両方に合格しないと資格が貰えませんでした。
新制度に変わってから、第1次検定を合格するだけで資格が貰えるようになりました。
しかもありがたいことに、「施工管理技士補」は無期限有効です!
これでしっかりと実務経験を積んだうえで試験に臨めますね!
まとめ
この新制度によって若い世代が建設業の世界に参入してくれたらいいですね!
また、資格が取りやすくなったことで1級土木施工管理技士への挑戦のモチベーションにも繋がります。
他にも「施工管理技士」には様々な資格があるので自分のスキルアップの為にもチャレンジしてみるのもいいでしょう!
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