
過去問だけじゃ理解できないな…。

わかりやすい図や表でまとめたので紹介します。
「労働安全衛生法」とは大きく分けると法規の分野です。
これから勉強する「労働安全衛生法」の一番の目的は、仕事場で起こる事故や怪我を減らすことです。
これにより、従業員が健康で安心して働ける環境を作ることを目指しています。
建設現場で大きな機械を使ったり、高いところで作業をすることがありますよね?
もし何も対策をしていなかったらとても危険です。
- 労働安全衛生法の知識がない
- どこから勉強していいかわからない
- 重要な所だけ勉強したい
下の表が2級土木の第1次検定の出題内容です。

労働安全衛生法に関しての問題数は1問です!
今回紹介する内容は過去10年間で多く出題されている内容を紹介します。
【作業主任者の選任すべき作業】
【特別な教育を行わなければならない業務】
【安全衛生管理体制】
【労働基準監督署長への届出が必要な工事】
作業主任者の選任すべき作業
事業者は、都道府県労働局長の登録を受けた者が行う技能講習を修了した者から、作業主任者を選任します。

特別な教育を行わなければならない業務
事業者は、労働者に危険有害業務に該当する作業に就かせる時には、厚生労働省令の定める安全または衛生のための特別な教育を行います。

安全衛生管理体制
「安全衛生管理体制」とは、労働安全衛生法に基づいて、労働者の安全と健康を確保するために、企業が組織的に取り組む体制のことです。
事業単位の安全衛生管理体制図


下請を含む安全衛生管理体制図

労働基準監督署長への届出が必要な工事
事業者は、機械によって危険または有害な作業をする際や、危険な場所で使用する際は、
その計画を工事開始の30日前までに所轄の労働基準監督署長に届けなければいけません。

一定の要件となる建設工事を開始する際もその計画を工事開始日の14日前までに所轄の労働基準監督署長に届けなければいけません。

まとめ
労働安全衛生法は私達が働く上ではとても大切な法律です。
2級土木では出題数1問と少ないですが決まり事なので覚えておくと点数稼ぎになります。
特に数字に気を付けることが大切!
日々の忙しい中、試験勉強は大変ですが、当ブログを少しでも参考にしていただけたらと思います。